こんにちは。
大人女子旅ブロガーMizueです。
今回は、イギリスをレンタカーで旅するドライブ旅行についてお話ししようと思います。
(以前はこの地図でイギリスドライブしていました~…懐かしい!)
海外ドライブは割とハードル高めだと思われるかもしれませんが、車があると自由に好きなところに行けて行動範囲も広がり、ガイドブックに載っていないような素敵な場所を発見できたり…楽しいことばかりです。
重たい荷物を運ぶ必要もないので、特に私たちのような大人世代にはおすすめの旅のスタイルだと思います♪
目次
イギリスドライブの基本
右ハンドル・左側通行
イギリスは日本と同じ、右ハンドル・左側通行なので、基本的には日本と同じ感覚で運転でき、海外ドライブの中では比較的難易度は低めになると思います。
もちろん日本とは違うイギリス独自のルールなどはありますが、左ハンドル・右側通行の国に比べたら、かなり運転はしやすいです。
高速道路は無料
日本の感覚だと、「遠出するときに高速道路を利用すると、料金が結構高い」とつい思ってしまいますが、イギリスは嬉しい事に高速道路は無料です。
現金を用意する必要もないし、料金所での渋滞もないし、それでいてささーっと走って目的地まで行けるのでとても便利です。
レンタカーは25歳以上
多くのレンタカー会社が、年齢25歳以上、かつ免許取得1年以上をルールとしています。
オートマ車は少ない
イギリスは基本的にマニュアル車なので、どうしてもオートマ希望!という場合は、事前にオートマ車を予約することをおすすめします。
それでも現地に行って「今、出払っていて用意できない」と言われることもあるようですが。(!)
国際免許証について
英国政府観光庁のサイト『Visit Britain』には、
「イギリスで車を運転するには、現在の運転免許証、および必要に応じて国際運転免許証が必要です。」
と書かれています。
基本的には、イギリスに渡航して1年以内であれば日本の免許証だけで運転できるそうですが、レンタカーを借りる場合は国際免許証を持参した方が良いと思います。
なぜなら、イギリス人のレンタカー会社のスタッフが、日本の免許証を見ても理解できないからです。
でも、ハーツレンタカーで車を借りれば、国際免許証は不要です。
これは、ハーツが運転免許証翻訳フォーム(HDLT)を自分で発行するオンラインサービスで、それを印刷して持っていき、レンタカーオフィスのカウンターで提示すれば大丈夫だからです。(有効国は限られていますが、イギリスはOKです)
私はハーツオフィスで、日本の免許証の発行年の年号を見たスタッフに、「これは何だ?」と聞かれました。
「日本独自の表示です」と説明して、西暦だと何年になるのかも伝えたら納得してくれました。
国際免許証は、
- 発行に数千円の費用がかかる
- 発行のためにわざわざ出向く必要がある
のですが、このハーツの運転免許証翻訳フォームなら、自宅で、しかも無料で利用できるので、とても便利でおすすめです。
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イギリスをドライブするときの注意点
イギリスでレンタカーを借りてトライブをしようという場合、いくつか注意点があるのでご紹介したいと思います。
ラウンドアバウト
まずはやっぱり「ラウンドアバウト」ですね。
ラウンドアバウトとは…
交差点に信号がなく、
右側から来る車が優先で、
ぐるぐる回りながら進みたい方向へ行く
というものです。
車が来なければ信号待ちをする必要もなくて、合理的なシステムですが、初めてだとたしかに少し戸惑います。
まずは、交差点に入るタイミング。
右側からくる車が途切れた時に、「えいっ」と出ます。
大縄跳びに入るみたいな。
あとは、どの出口で出ればいいんだろう?と迷うことがあります。
日本の感覚で、普通に右折したいだけなのに、目指す方向までの間に左折と直進の以外にも道があったりすると、もういくつめの出口で出ればいいのか…となることも。
でも、わからなくなったらずっとぐるぐる回りながら考えればいいので、慌てずに運転すれば大丈夫です。
もし間違えても、どこかでUターンして戻ればいいだけなので、焦らないことが大切ですが、そのうち慣れます。(笑)
そして、出口では左にウインカーを出してラウンドアバウトを抜けます。
日本にも数は少ないですがラウンドアバウトがあるので、お近くの方は一度運転してみるといいかもしれませんね。
イギリスの制限速度
イギリスは日本よりも制限速度が速く設定されています。
上の画像の、赤丸の中に数字が書かれている標識、これが制限速度です。
日本なら40~50km/hくらいの片側1車線の道でも、50マイル/h…つまり、時速80km/hくらいだったりします。
(1マイル=1.6km)
中央分離帯もない田舎道で、お互い時速80km/hですれ違うのって…結構コワイです。
が、イギリス人の皆さんは結構バンバン飛ばしているので、ちんたら走っているとどんどん追い越されます。
でも、慌ててスピードを出すと危険なので、追い越されて結構!という気持ちで走れば大丈夫です。
追い越せるところで、勝手に追い越していってくれます。
(私は最初のうちは50m/hの道でも、40m/hくらいで走っていました)
ゼブラ・クロッシング(黄色いランプがある横断歩道)
イギリスには、黒と白のポールの上に黄色いランプが付いている横断歩道があります。
これを、Zebra Crossing(ゼブラ・クロッシング)と言います。
ここでは「歩行者優先」なので、渡り始めている歩行者がいたら、ドライバーは必ず止まらなければいけません。
渡ろうとしている人がいる場合も停車します。
運転中、ゼブラクロッシングが近づいてくると、車道の端にジグザグのラインが引かれているので、これを見たら歩行者がいないか注意しながら運転してくださいね。
スピードカメラ
イギリスでは、いたるところにスピードカメラが設置されています。
上の画像のような標識がある場所ではカメラがスピードをチェックしているので、速度オーバーにならないように十分注意する必要があります。
スピードオーバーの場合、後から通知が来るそうです。
レンタカーでも例外ではなく、レンタカー会社を通じてきっちり罰金を取られるので、制限速度はしっかり守って運転しましょう。
走り出す前に車の操作方法を確認しておく
意外と盲点なのが、日本の車との操作方法の違いです。
走り出す前にチェックしておくべきポイントとしては、
- バックギアの入れ方
(ギアを持ち上げてからでないとバックに入らなかったりします) - ライトなどのスイッチの場所
- ガソリンキャップの開け方
- ガソリンの種類
などがあります。
日本の車とは全く違う場所にスイッチがあったりするので、事前に確認しておくと安心です。
走行中に焦るととても危険なので、車を借りたらその場でチェックして、わからない点はスタッフに聞いたりして、操作方法も万全の状態で出発したいですね。
カーナビは必要?Google Mapで十分でしたよ♪
海外での運転、心配なのは初めての場所で道を間違えないか、迷わないか…ですよね。
カーナビをレンタルした方がいいのか、スマホアプリで便利な物はないのか…と、私もあれこれ考えました。
が、結局、使い慣れたGoogle Mapで全く問題なく行けました♪
Google Mapは、事前にドライブする予定の地域をダウンロードしておけばオフラインでも使えるので、とても便利です。
【ダウンロード方法】
ダウンロードしたい場所を表示させて、左上の「ここで検索」の左側にある3本線をタップして、メニューを表示させます。
「オフラインマップ」をタップします。
「自分の地図」をタップします。
利用したい範囲を指でピンチして調節し、場所が決まったら「ダウンロード」をタップします。
(利用する予定のない場所まで広げてしまうと容量が増えてしまうので、必要なところだけにした方がいいかと思います)
ダウンロードが始まり、「ダウンロード中(●●%)」と表示されるので完了するまでそのまましばらく待ちます。
ダウンロードが完了すると、青いマークの隣に「地図〇(←数字が入ります)」と表示されます。
これが、今ダウンロードが完了した地図になります。
「地図〇」ではわかりにくいので、名前の変更をします。
上記の画面で、「地図3」をタップして地図を表示させ、右上のペンのマーク(編集)をタップします。
「オフラインマップ名の変更」と出るので、その下に現在の地図の名前「地図3」を任意の名前に変更します。
今回は、「ロンドン」と変更しました。
入力が終わったら「保存」をタップします。
一番上の青い部分に表示される名前が、「地図〇〇」から「ロンドン」に変わりました。
これで、地図のダウンロードは完了です。
あとは現地に行って、「オフラインマップ→表示したい地図名をタップ」で普通に使えます。
オフラインマップなので、インターネット接続などは一切使わずに利用することができます。
事前に行きたい場所などを登録しておけば、簡単に呼び出せてとてもスムーズにドライブができます。
私はGoogle Mapの案内通りに走っていたら工事中で通行止めのところがありましたが、それも瞬時に別のルートを案内してくれたので、どこを走っているのかまったくわからないままでしたが、簡単に目的地に到着できました♪
カーナビや専用の地図アプリ、全然必要ないなぁと思いました。
また、車のシガーソケットに接続してスマホを充電しながらドライブすれば、モバイルバッテリーを使う必要もないので、更に更に便利です。
その際は、車載用充電器を忘れずに持って行ってくださいね。
伸縮するカールコード付きは、ケーブル不要なのがお手軽で使いやすいですね |
スマホとタブレット両方充電したい、もしくは同行者のスマホも充電したい、という場合は、2口タイプが便利です♪
両面USBで、どちらが上か…と考える必要がないのも何気にストレスフリーです |
また、スマホをカーナビ代わりにするので、安全面からも車内の見やすい位置にスマホを置きたいですよね。
そんな時はこんなグッズを利用すれば、OKです。
エアコンの吹き出し口に差し込むだけで、スマホホルダーになります。
小型なので荷物にもならず、快適ドライブの必需品かと思います♪
まとめ
以上、イギリスドライブの基本的なことについてお話させていただきました。
現地発着のオプショナルツアーも楽でいいですが、「とにかく自由に旅したい!」「行きたいところに行きたい!」という(私みたいな)方には本当におすすめなので、是非トライしてみてくださいね♪
次回は、実際に私がひとりドライブ旅行をした時のことについてお話ししたいと思います。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
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